YF-29 デュランダル
2021-02-13 22:00:00
YF-29デュランダルは、未知の宇宙生物バジュラに対抗すべく、YF-24エボリューションをベースに作られた試作機である。
VF-25とは並行して開発された姉妹機であるが、フォールドクォーツの入手困難により開発が遅れていた。
フォールドクォーツは、バジュラ体内で生成される鉱石で、このクォーツが発するフォールドウェーブを介してバジュラはコミュニケーションを行なっている。
後にフロンティア船団は、バジュラとの交戦に入り、フォールドクォーツを入手できる様になり、YF-29の開発が進展する。
開発は、新星インダストリーマクロス・フロンティア工廠、L.A.I社が行っており、4基の大出力反応タービンエンジンと、バジュラの遺骸から集めた4基の超高純度フォールドクォーツからなるフォールドウエーブシステムを搭載している。
フォールドクォーツは主翼基部と、エンジンポッド部に配置されている。
このフォールドクォーツの共振によって発生するフォールドウェーブにより、熱核タービンエンジンの効率を高め、設計強度限界の推力維持、エネルギー転換装甲の常時フル稼働を可能にし、バジュラの発するフォールドウェーブの探知・増幅・解析を可能にするなどのオーバードライブ装置としての運用が可能になった。
【ファイター】
【ガウォーク】
ビーム砲展開
エンジンポッド垂直時
ミサイルハッチフルオープン
【バトロイド】
■バリエーション
試作機ではあるが、何機か作られている。
・SMSフロンティア船団開発機(早乙女アルト機/オズマ・リー機)
・SMS惑星ウロボロス支社所属機(イサム・ダイソン機)
・YF-29B パーツィバル
地球本国仕様
■兵装
・頭部機銃
25mm機銃(ラミントンES-25A)
・HPB-01A重量子ビームガンポッド
・アサルトナイフ
・TW2-MDE/M25 隠顕式連装MDEビーム砲
・ビフォーズMBL-02 マイクロミサイルランチャー×12
マイクロミサイル最大搭載数100発
外翼エンジンポッドに2基ずつ
コンフォーマル武装パックに4基ずつ
(脚部ミサイルランチャーは可動式)
・肩部ミサイルランチャー
・シールド
・腰部レーザーガン
■各種パック
【スーパーパック】
宇宙空間用推進剤ポッドが追加され、宇宙空間用装備による重量増加に対して、VF-25用スーパーパックから流用した化学ロケットブースターを搭載する。
主翼は高速モード形態で収容される。
大気圏外装備
大出力フォールドウェーブ・プロジェクター展開時(空気抵抗から大気圏外のみ)
大気圏内装備
・高機動/推進剤パック(大気圏外用推進剤タンク)
・化学ロケットブースター(SLE-7A ロケットエンジン)
・ビフォーズ社製TS5-MDE/マイクロミサイルポッド×2
・追加重装甲大型シールド
■スペック表
【設計・製造】 新星インダストリー・マクロスフロンティア工廠/技術協力L.A.I社
【全長】18.73m
【全幅】14.15m(主翼展開時)
【全高】3.88m
【空虚重量】11,920㎏
【機体設計最大荷重】40.0G
【最高速度】M5.5+(高度10,000m、短期間であればM10以上可能。それ以上の加速は耐熱限界)
【主推進機】新星インダストリー/P&W/RR社製
FF-3001/FC1 ステージⅡ熱核タービンエンジン 1,470kN(宇宙空間)×2
新星インダストリー/L.A.I/RR社製
FF-3003J/FC1 ステージⅡ熱核タービン・ラムジェット複合エンジン 1970kN(宇宙空間)×2
大気圏内高速モード時はラムジェットモードに切り替えて推力増加可能
【副推進機】調査中
【航行距離】大気圏内無制限
【上昇限界】追加装備なしで大気圏外まで脱出可能。
【固定武装】TW2-MDE/M25 隠頭式連装MDEビーム砲×1
ビフォーズMBL-02S マイクロミサイルランチャー×12
25mm機銃(ラミントンES-25A)×2
フォールドウェーブシステム
【標準武装】ハワード/L.A.I社製 HPB-01A重量子ビームガンポッド
アサルトナイフ
【追加武装】スーパーパック
【防御兵装】ピンポイントバリア
防弾シールド
■参考資料
・バリアブルファイターデザイナーズノート
・バンダイ1/100デュランダルバルキリーファイターモードアルト機 説明書
・超合金YF-29デュランダルバルキリー 早乙女アルト機 取扱説明書
・サヨナラノツバサBlu-rayブックレット
・マクロスF サヨナラノツバサ パンフレット
■使用機体
・バンダイDX超合金 YF-29アルト機