YF-19
2020-11-01 19:00:00
2034年にV-11に次ぐ次世代機として、スーパーノヴァ計画の1機として開発が開始される。
コンペは、惑星エデン、ニューエドワーズフライトセンターにて行われ、YF-21とともに次世代全領域戦闘機 AVF（ advanced variable fighter）の座を競い合った。初飛行は2040年。
競合機のYF-21とともにピンポイントバリア、第3世代アクティブステルスを搭載。
エンジンは熱核バーストタービンエンジンで、出力の向上により可能になったピンポイントバリアは、この世代のバルキリー以降標準装備となる。
シールドに展開するほか、マニュピレターに展開しピンポイントバリアパンチが使用可能。
ただし、エンジン出力の60%をも必要とするためピンポイントバリアはファイター形態では使用できない。
2041年、同時期に開発されていたゴーストの暴走と、単機でマクロスシティの対空網を突破した実績などから、VF-19として次期主力戦闘機に正式採用される。
しかしながら、その高すぎる性能ゆえ、VF-11から完全には置き換わらず、エリートパイロットのみしか配備されなかった。
【ファイター】
YF-19は、前進翼の機体であるが、可変翼で高速飛行時は翼が後退する。
空力性能に優れ、高い運動性能を有する反面、パイロットに高い操縦技術を要求する。
48秒で空力限界高度まで達する。
【ガウォーク】
VF-11までの変形機構を本格的に再構築しており、VF-11と比較して、20%ほど変形時間を短縮している。
【バトロイド】
バトロイド時にコックピットを完全に覆うようになっているため、パイロットの生存性も向上している。
■兵装
【標準装備】
・頭部:マウラーREB-30G対空レーザー砲
・GU-15Aガンポッド
・腰部:マウラーREB-23半固定レーザー機銃（ファイター時も使用可能）
・CHM-2 高速軌道ミサイル
両脚部のミサイルランチャーに格納
【選択式兵装】
主翼ハードポイントに取り付け可能。選択式。
・AOM-8S 二段式迎撃ミサイル
・HMM-111CS ハイマニューバミサイル
・RMS-5 大型対艦反応弾
・SPP-8 推進式質量弾発射ポッド
・LPP-12 推進式レーザーポッド
■各種パック
【FASTパック】
スーパーパックとも。脚部と肩部に増槽が付く。
ファイター
ファイターガウォーク
ガウォーク
バトロイド
【フォールドブースター】
新中州重工／オーテックFBF-1000A小型フォールド・ブースター
開発中のもので、20光年程度の片道分の性能しか保証されていない。
【対装甲兵装パック】
・AAPP/T-02
■スペック表
【設計・製造】 新星インダストリー
【全長】18.62m
【全幅】14.87m
【全高】3.94m
【空虚重量】8,750㎏
【機体設計強度】+31G -18.5G
【最高速度】M5.1+(高度10,000m)、M24+(高度30,000m以上)
【主推進機】新星/P&W/ロイス FF-2200熱核タービンエンジン（大気圏内瞬間最大56,500kg×2 宇宙空間瞬間最大64,700kg）
【副推進機】高機動バーニア・スラスター/P&W HMM-6J
【航行距離】大気圏内無制限
【上昇限界】なし（外部装備なしで大気圏外まで脱出可能）
【固定武装】マウラーREB-30G対空レーザー砲×1
マウラーREB-23半固定レーザー機銃×2
（機内収納庫）ストンウェル・ロイスB-7標準内装パレット×2（通常は空対空/空対地汎用マイクロミサイルパレットを装備）
ビフォーズ全領域高起動マイクロミサイルクラスター
BMM-24
YF-19専用内装兵器パレット B-19A×2
【標準武装】ハワード ガンポッド GU-15A
【追加武装】ファストパック
フォールドブースター
【防御兵装】防弾シールド（予備マガジンが装着可能）
ハワードPBS-03F戦闘機用ピンポイントバリアーシステム
第三世代アクティブステルスシステム
チャフ&フレアディスペンサー×2
■参考資料
・THIS IS ANIMATION SPECIAL MACROSS PLUS
・バリアブルファイターデザイナーズノート
・ハセガワ1/72プラモデル説明書
・アルカディアYF-19取扱説明書
・バンダイ 1/100 VF-19改 プラモデル説明書
・マクロスデジタルミッションVF-Xフライトマニュアル
■使用機体
・アルカディアYF-19 with ファストパック
・バンダイDX超合金 YF-19 フルセットパック