バルキリー格納庫


VF-0 フェニックス

2020-07-01 00:00:02


1999年に宇宙から飛来した異星人の巨大戦艦(ASS-1のちのSDF-1マクロス)の技術をもとにして作られた、最初の可変戦闘機でありVF-1の試作機。
2008年の機体でマヤン島事変の事実と合わせて、2059年ごろまでは情報公開されていなかった。
ペットネーム(愛称)は、フェニックス。

ファイター(戦闘機)、ガウォーク(中間形態)、バトロイド(人型)の三形態に変形可能。






反応エンジンの開発が間に合わなかった為、ジェットエンジン(EGF-127ターボファンジェット改)を使用している。
その為、VF-1よりも機体は大きく、大気圏内の無限の航行も不可能。

ベクターノズルを採用。

■バリエーション
A型:単座型の一般機。頭部レーザー機銃は1門

B型:複座型、可変翼でA型の複座タイプである。頭部の形状はD型と同じ(頭部レーザー機銃は1門)。
後続距離や電子戦能力不足でマヤン島近海での実戦投入は見合わされたが、データ採取とテストに利用された。
C型:単座型のデルタ翼タイプ。A型と同形状の頭部(レーザー機銃は1門)。海兵隊からの強い要望により開発された。6機のプロトタイプ、12機のテスト機が作成され、ダイダロスに搭載された事もある。
S型:指揮官用機。頭部レーザー機銃は2門。

D型:複座式で練習機に用いられる事が多い。クリップドデルタ翼で、頭部レーザー機銃は1門


■兵装
【標準装備】
・ハワードGPU-9ガンポッド
・頭部:マウラー社製レーザー機銃


【選択式兵装】
・中距離空対空ミサイルAMRAAM2

・ミサイルポッド



■各種パック
【大気圏内用FASTパック】
追加兵装パックは新中洲重工を中心に開発が進められていたが未完成で、両エンジンナセルのコンフォーマルミサイル/フューエルタンクのみ完成していた。

【QF-2200D-Bゴーストブースター】
反統合勢力のSV-51に対抗するべく、QF-2200-Aゴーストを無理やりブースターとして改造したもの。カメラなどは取り外されている。



※無人戦闘偵察機QF-2200D-A
2002年より量産が開始された小型軽量高機動のステルス無人戦闘偵察機。
瞬間最大25Gを超える機動性を発揮する。
マイクロミサイルランチャー5基を搭載


【特攻突撃仕様】

ファストパック、ゴーストブースター、その他現場の有り合わせのパーツを使い、空母ASUKAにて装備された。
ファストパック、ゴーストブースターの他に、以下のパーツからなる。
・8連汎用マイクロミサイルランチャー×4(×3斉射可能。機体上面両側のコンフォーマルフューエルタンクに溶接した追加パイロンと両主翼下可変パイロン外側の計4箇所)
・中射程機動ミサイルポッド×2(両主翼下の可変パイロン内側)


【リアクティブアーマー】
VF-0の追加装甲。
装備した機体はリアクティブアーマードVF-0と呼ばれる。

■スペック表
【設計・製造】ノースロップ・グラマン/ストンウェル/ベルコム共同開発
【全長】18.69m
【全幅】(調査中)
【全高】(調査中)
【空虚重量】S型16,191㎏/D型16,805kg
【最高速度】S型M2.74/D型M2.62(高度11,000m)
【主推進機】EGF-127ターボファンジェット改(91.08kN、アフターバーナー時148.9kN)×2
【副推進機】新中州ARR-2ロケットモーター×3
【航行距離】S型2,075㎞/D型2,400㎞(背部コンフォーマルタンク標準装備時)
【上昇限界】S型25,000m/D型26,500m
【固定武装】マウラー社製レーザー機銃×1(A型/D型)×2(S型)
【標準武装】ハワードGPU-9ガンポッド(装弾数550発/35㎜)
【追加武装】中距離空対空ミサイルAMRAAM2
      ミサイルポッド
      脚部コンフォーマルタンク
【防御兵装】フレア&チャフディスペンサー
      アクティブステルス
      エネルギー転換装甲

■参考文献
・マクロスゼロ公式サイト
・アルカディアVF-0S/D取扱説明書
・マクロスゼロDVD5巻ブックレット
・ハセガワ VF-0B、VF-0C説明書

■使用機体
アルカディア VF-0S ロイフォッカー機
アルカディア VF-0D 工藤シン機
アルカディア VF-0A 工藤シン機