バルキリー格納庫


【改造】カイプラちゃん アラド機

2023-09-03 19:50:00

公式から中々出ないので


引用:絶対LIVE!!!!!!パンフレット

を作ろう!のページです。
再販のおかげで安く手に入ったカイロスプラス ハヤテ機(状態難あり)をベースに改造します。
※Twitterからのまとめ記事です。時系列が一部違うところがあります。
※長いです。

長いので目次
この記事は、
1.事前調査
2.分解
3.塗装
4.マーキング
5.頭部作成
6.完成!(完成画像ギャラリー)
7.材料リスト
から構成されています。
長いですが、参考にする人はどうぞ!(いるのか)

↓↓

VF-31AX カイロスプラス アラド機を作ろう
1.事前調査
まずは調査から
ジクフリちゃんの頭部


カイプラ頭部


引用:絶対LIVE!!!!!!パンフレット

頭部は大体同じそうなので、移植してできそう。
とはいえ頭部だけのためにアラド機ジクフリは買えないので、スクラッチかな。。

取り敢えずはめてみる


そのままだとダメですね。

比較用のジクフリ

機体側に溝がありますね。
(ミラージュ機なら溝があるので無加工でいけるかも?)

■完成イメージ
をペイントで作ってみる。
青を黒に塗り替えて、パーソナルマークのシールを作ればいけそう。

マーキングはジクフリアラド機のを写真で撮って加工してます。
あとはナンバーも変えないと……

■塗料について
さて、
塗装するにあたって、まずは本体の素材について、公式サイトによると、
ABS、ダイキャスト、PVC製
の様です。

素材について色々調べてみた情報は別記事にするとして、
おそらく今回はABSのみの塗装となるので、アクリジョンを使用することにしました。
(別記事はこちら

ということで、
アクリジョンの艶消しブラックと筆を購入しました。


2.分解
色を塗る前に、
塗りやすい様に分解します。

カナード翼は簡単に抜けます。


尾翼は裏側から押せばとれそうですが、

結局硬くて、尾翼そのものを掴んで少しずつ抜きました。


主翼も取り外せます。
裏側の4つのネジを外すだけです。




■頭部の分解
こちらは少し手順がたくさんです。
①まず初めに顎の部分のセンサー?を外します


割と簡単に取れます。

②続いて後頭部のパーツを外します。

少し硬いのでツールを使いました。

③バイザー部分を外します。

この部分はすごく硬かったです。


④残りは簡単にバラせます
※カメラアイ部分を先に外すのがポイント


⑤機銃については前方に倒して裏側から押し出すと取れます

機銃の付け根の円を軸が貫通してるように見えますが、

このようになっていました。

■腕の分解
ネジ1箇所で外せます。


3.塗装
塗りやすい様に分解したら、次は塗装です。
マスキングをして、

一筆で塗ります。


細かく分けて塗ると、重なったところが濃くなってしまうので注意。。(上のは2度に分けて塗った為、線が入ってます。)

↑↓ちなみにはみ出し部分は、爪楊枝で擦って取れました。


尾翼・カナード翼まとめて。



一旦、つけてみました。

※尾翼はわざと逆にしてます
だんだんできてくるのを見ると楽しくなってきますね。

ところで、
カイプラちゃんの塗装でマーキングに気をつけないといけない箇所は、
尾翼
主翼
の2箇所。
それ以外はマーキングが入っていないので気にせず塗れます。

マーキングが入ってるところについては、マスキングして塗ります。


そしてマスキングテープを外すと、









失敗、、
塗料に水が多すぎるとマスキングの隙間から中に入ってしまうようです。
この時は筆が濡れていたので、アクリジョンは水で薄め無い様にした方が良さそうです。
筆は洗ったら拭くor乾かしておいた方が良いです。

つまようじでリカバリー

なんとかなりました。
文字周りは細い筆で塗ってます。


もう片方は、文字にはマスキングせずに塗って文字部分をつまようじで削りだしてみました。
(こちらもマスキングの隙間から漏れてしまったので、全体的に黒が溢れてます。。爪楊枝リカバリーしておきます)
どちらも割と良い感じ。

機首


細かいので細い筆で塗りました。

次は主翼周り

マスキングして塗ります。

乾いたらマスキングを外し

はみ出たところは爪楊枝リカバリー


足付近のマーキング消えてしまったけど、削り出さなくても良いかな、、

フォールドクォーツ周り

マスキングがたいへん。。

塗ります。


割とうまくできましたね
はみ出しは爪楊枝でケア
塗り残しは細い筆で

機首後ろ


だいぶ出来てきましたね。

残りは機首周り(と足)


「5」の部分が白とグレーに掛かってるので、
これ以上は白とグレーの塗料が必要そうですね。

というわけで追加購入
ジャーマングレー
グレーバイオレット
ホワイト

ジャーマングレー(上)とグレーバイオレット(下。少し色が合ってないが)
で機首周りのナンバーを隠蔽


ついでに白と黒も使って仕上げてしまいましょう。


あとは「1」を入れれば完成!

残りは、スカルマーク周り、足、腕、を塗ります。
追加で塗料を購入。
ネイビーブルー

スカルマーク周り

ネイビーブルー(上真ん中)とホワイトを混ぜると割といい感じになることがわかりました。(左下)

元のマーキングはだいぶ消せましたね。
金属部分も普通に塗れました。








手首と手の甲

これで塗装は一旦終わりです!

4.マーキング
■ナンバー部分について
ナンバーについて、4箇所3種類あります。
・白枠

×2


×2

・黒のみ

×2

・白のみ

×2


こんな感じで変える必要があります。
塗装で行くのもありですが、マーキングシールで作ろうと思います。

まずは「5」を剥がさないとですね。

ペーパーやすりでいけました(10000番)

が、途中からつまようじに変えました。
(こっちの方が早い)

なんとか削れましたね。

下の尾翼はアクリジョンの黒が抜けきれてないのでまだ少し黒いです、、


続いてカナード。

カナードはグレーの上にマーキングになっているので、
その上の文字だけ削りたいのですが、






ダメでした、、
仕方がないので、グレーごとマーキングステッカーすることにします。


なので反対側はここまで削ればOK

■マーキングシール
この後はマーキングシールを作ります。
マーキングシール用に、以下を買ってみました。
・透明シール紙
・つやなしホワイトシール紙



印刷用に画像作成したので、試しに普通紙に印刷


試しに乗せてみる

良い感じ!

本番用の透明シールのシートに印刷
(白が出てないような、、)


切り取り

サイズは良さそう

「1」だけ貼り付け

バッチリですね!

カナードにも貼っていきます。
透明シールのシートには白を印刷出来ないので、白地のシートに印刷します。(白いインクが無いので白を印刷出来ない。。印刷物の白は紙の色だと合うことに気が付く)
まずは普通紙に印刷して確認。

↑これを↓こう

グレー部分の色はいい感じ。
黄土色部分はシールにする必要なさそうですね。

シール紙に印刷して、貼り付けたのがこちら↓


角度(光加減)によってシールの切れ目が気になりますね。
そのうち直したいですが一旦これで。
(グレーは塗装した方が良いかも)
透明シールについては手法を確立できたかも。
コーションマークも作れそうですね!

続いて機首
元々のマーキングを削ってから貼りました。
【before】

【after】

反対側

透明シールでは白が印刷できないのでつやなしシール紙ですが厚みが気になりますね。。
そのうち手直しますが進めます。

続いてパーソナルマーク。
ジクフリアラド機を写真撮って、ペイントツールで台形補正をかけて綺麗にして、線をなぞって、色味を変えて、A4サイズに合わせて印刷します!(大変)

普通紙に仮印刷して大きさ合わせます。

大きすぎて、3度目ぐらいのリテイクでうまい具合の大きさになりました。

こんな感じ。
実際には可動する部分があるので、カットすることになります。

白のシール紙で印刷して貼り付け。

3分割してます。
翼側、コンテナ支柱側、コンテナ支柱の折れるところ(ここにシール貼ると折り曲げられないが、、)




ちなみに透明シールだと
一見良さそうに見えますが、

貼り付けるとクリアすぎました。。



ここまででこんな感じ。


あと少し!


5.頭部作成
頭部を作っていきます。
参考資料はマスターファイル、絶対LIVEのパンフなど。


余計なところをカットしたり、足りないところはプラ板を使っていきます。


途中経過。

バランスはこんな感じ

もうちょっと改良



そして全然頭部が収まらない。


もう一度おさらい

機銃の幅を抑えて、機体側は上の写真の位置で干渉する部分を削ればいけそう。

機体側をカットし直し


全然関係ないけど、フォールドクォーツ取れることが判明。


頭部機銃は3mmのマグネットとワッシャー片でつける方式に変更。


色合い合わせるのが難しい、、
取り敢えず色塗りまで完了!

お手本と比較


引用:絶対LIVE!!!!!!パンフレット

うーん。大体おんなじ!!!!!❗️(基本ファイターなので妥協)

一旦合わせます。

翼の断面に青いところが残ってますね。修正。
あと、脚のナンバー忘れてたので、
リペイントとシールを貼りました。

よし、これで大丈夫?!

とにかく

6.完成!
各形態の画像をば。
VF-31AX カイロスプラス アラド機!
■ファイター





■ガウォーク





■バトロイド









■Δ小隊!


ここまできたらチャック機も早く仲間に入れたいですね!

7.材料リスト
・カイロスプラス ハヤテ機×1
・プラ版(確か2mm)
・φ3mm円柱マグネット×2
・ワッシャー×1(割って使用)
・アクリジョン 11 つや消しホワイト
・アクリジョン 12 つや消しブラック
・アクリジョン 32 ジャーマングレー
・アクリジョン 54 ネイビーブルー
・アクリジョン 69 グレーバイオレット
・エーワン ラベルシール 光沢フィルム 透明
・エーワン ラベルシール インクジェット 超耐水 マット紙  ※もう少しいいシール紙がありそう

道具系
・パレット
・筆
・調色スティック(これ
・コカコーラのミニペットボトル(筆の洗い用)
・カット機能付きのマスキングテープ

買ったけど使わなかったような 
・アクリジョン 22 ニュートラルグレー


8.課題
・調色がまだまだ不得手なので練習する
・不透明のマーキングステッカーに関しては、他に良いシール台紙が無いか検討(厚みと紙感?が気になる。マット紙じゃない方が良い?)
・コンテナの支柱部分で折れるところにはシールが貼れない(貼っても変形時は取らないといけない)

この辺は次のチャック機の時に挑戦してみたいと思います。
早くここに追加したい!


めちゃくちゃ長文記事になってしまいましたが、読んでくださった方はありがとうございました!